起業は個人戦からチーム戦へ。つながりが未来をつくる時代。

起業家として10年以上のキャリアを持つアンバサダーのお二人。時代の変化を肌で感じながら、個人の発信だけでは届きにくくなった今、ココカラエラブというコミュニティがどんな価値を生み出しているのか。
起業のリアルと、これからのつながりのあり方について語っていただきました。

――10年前の起業環境と、今の違いはどんなところにあるのでしょうか?

あゆみさん

私が起業した10年前は、Facebookやメルマガで
「こんなイベントをやります!」と投稿すれば、すぐにお申込みが来る時代でした。
ブログを書いていれば、それだけでお客様が見つけてくれた。

いわば“個人戦”でも成り立っていたんですよね。
でも今は、情報発信媒体が増え、誰でも気軽に発信できるようになったので、起業家もサービスも情報もあふれています。

誰か一人が発信しているだけでは埋もれてしまう。
だからこそ、これからは完全に「チーム戦の時代だな」と思いますね。

ただし、チーム戦をするにも「人となり」を知らないと応援ができないんですよね。人とのつながりで成り立つのがココカラエラブなんだと思います。

文子さん

10年前は、自分の力だけで道を切り開くところから始まることが多かったように感じます。

今は次の段階にいきたいと思ったら、チーム戦が大切だったり、人のことを応援できる自分であることが、突破していくスキルにもなるんだと思います。

相手のことを応援できる自分の方が、ビジネスの段階を上がっていっているという感覚もありますね。
自分に余裕や、余白がないと相手を気持ちよく応援できないと思うので。

私自身、受講生にも常に「仲間が大事だよ」と伝えているのですが、それは、応援し合うことで、個々が目立つから「楽しそうだね」と周りに認知されていくなと思っています。

楽しそうなところに人は集まるので、光になると思います。
「じゃぁどんな人がいるの?」と興味を持ってもらえた時に、個々の人間力も磨いておく必要性も感じますね。

――現代の起業には、ココカラエラブの「コミュニティ性」が重要になっていくといえそうですね。

あゆみさん

本当にそう思います。私は、2年前に体調を崩し、しばらく休まざるを得なかった時期に、周りから誰もいなくなった、という経験をしています。

それまでの私は、群れることが苦手で、いつもクールに装っていたので、療養中は、本当に孤独を感じました。

でも、その時に、手を差し伸べてくれた仲間がいて。
その一人が、同じくアンバサダーの玉城和代さんで、「仲間っていいな」と感じました。だからこそ、今、自分が作っているコミュニティでも、本音を語れる安心できる場を大事にしています。

文子さん

私自身、10月のココカラエラブ講演会で登壇にチャレンジさせてもらって、自分の枠を超えることができたな、と感じています。

自分一人の名前で講演会をするにはハードルが高く感じるけれど、みんなで一つの企画を形にするから、チャレンジできたことだな、と思います。

これはまさに、今の時代に合った、ココカラエラブならではのみんなでやっていくことの大きなメリットじゃないかな、と思います。

――創刊からの一年は「形にする」ことを大切にしてきました。お二人の考える本誌の未来とは?

あゆみさん

ココカラエラブは、生き物みたいなものなんですよね。
紆余曲折あっても、笑って語り合える日を目指して、育てていきたいな、と思いますね。

最終的には
「沖縄で起業を考えたら、ココカラエラブ」
「この冊子、知らない人はいないよね」

と言われる存在にしたいです。

文子さん

ここに来れば仲間がいる。
自分の枠を超えられるチャンスがある。

一緒に笑って、仕事の話もできる。
そんな、「遊びながらチームビルディングできる場」を、生み出せたらな、と思います。

真面目な企画もいいけれど、例えば…起業家運動会とか。
ティラノサウルスの着ぐるみで海辺を走るレースとか、ボウリング大会とかもやってみたい。

「なんか、楽しそう!」
と思ってもらえるイベントもいいですね。

プロフィール

森門 あゆみ

沖縄県在住。専業主婦から起業。
32歳で【パニック障害】と診断され、過去の自分を手放す【片づけ】を始め、その後、パニック障害を完治。
片づけ=やり方×マインドのオリジナルメソッド「整理収脳Ⓡ」で片づけの素晴らしさを伝える。
アドバイスは、1,000件以上。
自治体・教育機関・ハウスメーカーなど受講者数は3,000人超え。企業研修やコンサルティング・社員研修も行う。男の子3兄弟の母。

大濵 文子

沖縄生まれ、県立首里高校を卒業後、東京へ進学。

東京で営業職、飲食店プロデュース、広告代理等を行う企業で勤務し、女性のキャリア形成の難しさや、経済的自立の必要性に気がつくも、これらに関して、女性が自発的に学べる場が少ないことに気が付く。

学習塾の経営を11年で手放し、女性が金融知識を得るための場や、起業について学んで相談できるコミュニティーを沖縄に作りたいと思い、Loveyouデザインビジネススクールを起業。

2号掲載分(2025年11月発行)

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